墨田区の押上・業平エリアは、いまでこそ東京スカイツリーの足元として知られていますが、ほんの十数年前までは雰囲気の異なる街でした。街の成り立ちを知ることは、対象者の行動範囲や動線を読むうえでも意外に役立ちます。今回は、新小岩に事務所を構える当事務所が、押上・業平の「変遷」という切り口でこの街を見てみます。
貨物駅だった業平橋駅から、スカイツリーの街へ
現在の「とうきょうスカイツリー駅」は、1902年(明治35年)に「吾妻橋駅」として開業しました。その後、1910年に浅草駅、1931年に業平橋駅と改称され、2012年にいまの駅名になっています(出典:Wikipedia「とうきょうスカイツリー駅」)。
この駅は長く貨物の拠点でもあり、取扱量がピークだった1964年には年間約128万トンに達したとされます。貨物の取り扱いは1993年3月25日に終了しました。同じ敷地にスカイツリーが竣工したのは2012年3月2日、商業施設が開業したのは同年5月22日です。
物流の街から観光の街へ。押上・業平は、わずか二十年ほどで人の流れの性格が大きく変わったエリアだといえます。
北十間川と「水の街」の名残
駅の北側を流れる北十間川は、1663年(寛文3年)に農業用水として開削された川で、総延長は3.24kmです。西は隅田川、東は旧中川とつながり、江戸時代には材木の輸送にも使われてきました(出典:Wikipedia「北十間川」)。
2012年のスカイツリー開業にあわせて、川沿いには親水テラスや船着場が整備され、歩行者専用の「おしなり橋」も架けられました。かつて物流を支えた水辺が、いまは散策の場になっているわけです。川沿いは見通しがよい一方、橋や遊歩道が限られるため、「どこを通って、どこで曲がるか」が比較的読みやすい地形でもあります。
なお、北十間川は1978年に樋門が設けられて東西に分断され、東側は水位が荒川より1メートル下げられた状態になっています。かつて川でつながっていた水路の多くも埋め立てられ、現在は水運としての役割はほぼ失われています。街の姿は、時代ごとの暮らし方に合わせて何度も書き換えられてきたことがわかります。
4路線が集まる押上駅と、駅をまたぐ動線
押上駅は1912年(大正元年)11月3日に京成電気軌道の駅として開業しました。現在は京成押上線、都営浅草線、東京メトロ半蔵門線、東武スカイツリーラインの4路線が利用できます。半蔵門線の延伸開業は2003年3月19日で、東武線との直通運転が始まりました(出典:Wikipedia「押上駅」)。
同じ駅名でも、京成・都営線のホームと、東京メトロ・東武線のホームは別の地下空間にあり、連絡通路でつながっています。また、とうきょうスカイツリー駅と押上駅は徒歩圏内にあります。こうした構造から、駅周辺では「どの駅を使ったのか」だけでは移動の全体像をつかみにくいことがあります。尾行調査では、改札の位置や乗換経路をあらかじめ把握しておくことが、見失いのリスクを減らす一助になります。
半蔵門線と東武線の直通運転により、押上駅は都心方面と埼玉方面をつなぐ結節点にもなっています。ご自身の配偶者やパートナーが普段どの路線を使っているのかを把握しておくだけでも、調査を依頼する際の大切な手がかりになります。ご相談の際は、わかる範囲の通勤経路や生活パターンをお聞かせください。記憶があいまいな部分は、こちらで整理しながらお伺いします。
街の変化を踏まえた調査の考え方
ここからは、あくまで一般論としてお読みください。街の成り立ちや地形を知っておくと、調査の計画を立てる際に現地でどこに注意すべきかが見えやすくなります。
- 新しい商業施設が集まる一帯は、人の出入りが多く動線が複雑になりがちなため、複数名での尾行が選択肢になります
- 川沿いの遊歩道や橋は、移動経路が限られるぶん、調査員の配置を事前に検討しやすい面があります
- 古くからの住宅が残る区画では、近隣の目が届きやすく、長時間の張り込みが目立つ可能性があります
どの方法が適しているかは、対象者の生活パターンやご依頼の目的によって変わります。事前の打ち合わせで、現地の状況と予算をふまえて調査計画をご提案しています。なお、探偵業法に基づき、調査の結果を保証するようなお約束はできませんが、状況に応じた最善の方法を一緒に考えます。
まとめ
貨物駅から観光の街へと姿を変えた押上・業平は、人の流れの読み方が一様ではないエリアです。当事務所は墨田区の対応エリア全域で、浮気調査・素行調査のご相談をお受けしています。まだ迷っている段階の方は、まず無料の浮気度チェックをお試しください。自宅周辺の出入りを記録したい場合は、特殊カメラによるリモート調査という方法もあります。ご相談はLINEまたはメールで、秘密厳守でお受けしています。ご相談だけで終わっても構いませんので、気になることがあればお気軽にお声がけください。

