CROW探偵事務所は、東京都葛飾区新小岩に事務所を置いています。堀切・青戸エリアを町ごとに取り上げるシリーズの3回目は、京成本線と押上線が分かれる青砥駅のある「青戸」です。青砥駅のホームの構造や、環七と国道6号については青砥駅と環七のコラムで整理しました。今回は視点を変えて、駅を出たあとの動き、つまりバス、タクシー、車の流れに絞って考えます。
青戸はどんな町か:約2万8千人、戦後に大きく発展した住宅地
青戸は葛飾区の中部にあり、現在の町名は青戸一丁目から八丁目です。中川の西岸に位置し、北は亀有、南は立石、西は白鳥と接し、東は中川を挟んで高砂と向かい合っています。町の南の端に京成電鉄の青砥駅があります。駅名の「青砥」と町名の「青戸」は由来が異なりますが、同じ読みのため混同されることも多いと説明されています。
東京都の発表によると、2023年1月1日現在の世帯数は14,802世帯、人口は27,980人です。国勢調査では、人口は1995年の23,822人から2020年の27,615人へ、世帯数は9,914世帯から13,259世帯へと、どちらも増えています。日本住宅公団が青戸団地の入居者を募集したのは1956年で、公団の団地をはじめとする宅地化で戦後に急速に発展した住宅地です。町全体としては、住居地域ごとに商店が点在する傾向にあります。
駅前広場がない青砥駅
青砥駅は青戸三丁目にある高架駅で、2025年度の1日平均乗降人員は50,866人です。駅の最下階にはショッピングモールのユアエルム青戸店が入っていますが、駅周辺の商店街はさほど大きくなく、大きな駅前広場もありません。
大きな駅前広場がある駅では、出口を出た人の流れがいったん広場に集まります。青砥駅ではそうした場所がないぶん、出口を出た対象者がすぐに道路沿いへ散っていく形になります。尾行する側は、改札を出たあとの数十メートルで見失わないよう、出口の位置とその先の道の分かれ方を事前に頭に入れておくことが欠かせません。
バスロータリーがなく、バス停は離れた場所に分かれている
青砥駅にはバスロータリーが整備されていません。駅の近くのバス停は、次の3か所に分かれています。
- 青砥駅入口:「青砥駅北口」交差点から立石方面、駅から徒歩2〜3分。新小岩駅東北広場行きや亀有駅行きの路線があります。
- 青砥駅東交差点:環七通りに出た「青砥駅東」交差点から亀有方面、駅から徒歩8〜10分。亀有駅行き、新小岩駅行き、一之江駅・葛西駅方面の路線があります。
- 京成青砥駅・ユアエルム青戸前:ユアエルム青戸5番街と6番街の間の高架下。慈恵医大葛飾医療センター行きの路線があります。
つまり、行き先によって乗るバス停の場所がまったく違うのが青砥駅の特徴です。対象者が駅を出て歩き出した方向で、どのバス停へ向かっているのか、そもそもバスを使うのかを見立てます。徒歩8〜10分かかるバス停へ向かう場合は、その途中で別の行き先へ向かう可能性も残るため、距離を保ちながら様子を見ます。新小岩駅行きの路線もあるため、当事務所のある新小岩方面へ動く場合も想定に入ります。
公式のタクシーのりばがない駅でのタクシー移動
青砥駅には公式のタクシーのりばがありません。タクシーはリブレ京成青砥店の付近に横付けし、そこから乗るのが慣例となっていると説明されています。タクシーのりばの表示もありません。
対象者がタクシーに乗る場合、尾行する側も後ろの車で追う必要があります。タクシーが待つ場所が決まった乗り場でないぶん、どこから乗るかを予測しにくく、車両を近くに待機させておく準備が大切になります。電車で青砥駅に帰ってきてからタクシーで移動する習慣があるかどうかは、事前に分かると助かる情報の一つです。
スカイライナーが停まる駅としての青砥
青砥駅には、2020年からスカイライナーの一部の列車が停まっており、2022年のダイヤ改正で正式な停車駅になりました。ただし、上りのスカイライナーに青砥駅から乗ることはできません。成田空港方面へは3階のホームから出発します。出張や旅行と説明された外出について調べたい場合、空港方面への列車に乗るかどうかも、確かめる点の一つになります。
青戸八丁目交差点と車の尾行
町の中では、東西に横切る国道6号(水戸街道)と、南北に通る環七通りが、青戸八丁目交差点で交わります。この交差点は渋滞の名所として知られています。渋滞する道での車の尾行は、信号や車線の混み具合で前の車との間に別の車が入りやすく、1台で追い続けるのは簡単ではありません。車で外出する対象者の調査では、複数の車両で役割を分け、交差点の先でどの方向へ曲がっても対応できるように計画します。
町内には東京慈恵会医科大学葛飾医療センターやテクノプラザかつしか、青戸平和公園などもあり、駐車場のある施設に立ち寄る可能性も考えておきます。
料金とご相談の前に整理しておくと役立つこと
当事務所の料金は、尾行調査が1時間19,800円(最低稼働3時間から)、リモート調査が24時間77,000円(最低稼働24時間から)です。尾行調査プランの車両・機材費は通常22,000円ですが、調査を行う場所が葛飾区・江戸川区内であれば11,000円になります。対象地域の外へ移動する場合の扱いはご契約前にご説明します。出張料金という名目の費用はいただいておらず、交通費などの実費は別途です。調査の結果をお約束することはできません。
- 青砥駅を使うとき、どの出口を使うことが多いか
- 駅からバスやタクシーを使う習慣があるか
- 出張や旅行などで空港へ向かう予定があるか
- 車で出かけるとき、環七や国道6号を使うことが多いか
- 帰宅が遅くなる曜日や、外出が増える時間帯
自宅への出入りだけを確かめたい場合は、調査員が現地で待ち続けなくてよいリモート調査(カメラによる自宅出入口の記録)も選べます。相手の車や持ち物に無断でGPS機器を取り付ける行為は、法律に触れるおそれがあります。
まとめ:青戸は「駅を出たあと」の動きを読む
青戸は、約2万8千人が暮らす住宅地で、乗り換えの要の青砥駅と、環七と国道6号が交わる交差点を抱えています。駅前広場もバスロータリーも公式のタクシーのりばもない駅だからこそ、駅を出たあとの動きを先に見立てておくことが、この町での尾行の要になります。新小岩に事務所を置く当事務所に、まずはLINEかメールでお気軽にご相談ください。次回は、荒川と綾瀬川に挟まれた小菅を取り上げます。

