CROW探偵事務所は、東京都葛飾区新小岩に事務所を置いています。柴又については、これまで柴又の浮気調査と観光地と京成金町線の特徴のコラムで全体像をお伝えしてきました。今回から5回に分けて、柴又とその周辺の町を一つずつ取り上げます。1回目は柴又駅から帝釈天へ続く「参道側」です。同じ参道でも、日によって人出が大きく変わることが、この一帯での調査の組み立て方に関わってきます。
柴又はどんな町か:約2万3千人が暮らす、帝釈天の門前町
柴又は葛飾区の、江戸川の西岸に位置する町で、現在の町名は柴又一丁目から七丁目です。柴又帝釈天(経栄山題経寺)の門前町として古くから知られ、映画『男はつらいよ』の舞台になったことで、さらに広く知られるようになりました。帝釈天は柴又七丁目にあります。
東京都の発表によると、2023年1月1日現在の世帯数は11,745世帯、人口は22,907人です。町の大部分は住宅地で、観光客が集まるのは駅前から帝釈天までの限られた範囲です。2018年には「葛飾柴又の文化的景観」が都内で初めて国の重要文化的景観に選定され、帝釈天界隈は環境省の「日本の音風景100選」にも選ばれています。
参道は「日によって別の場所」になる
柴又駅前から参道が伸び、突き当たりに帝釈天の二天門が建っています。参道の両側には草だんごや塩せんべいの店、老舗の川魚料理店が並びます。
浮気調査で気をつけたいのは、参道の人出が日によって大きく変わることです。帝釈天の縁日は60日に一度の庚申の日とされ、年始とあわせて特に賑わいます。夏の葛飾納涼花火大会や冬の初詣の時期にも、多くの人が柴又を訪れます。
- 人出の多い日:調査員が人波に紛れやすい一方、対象者を見失いやすくなります。距離を詰め、複数の調査員で前後を固めます。
- 人出の少ない日:見通しはよくなりますが、同じ人物が何度も視界に入ると不自然です。離れた位置からの撮影を基本にします。
調査日が決まったら、その日が縁日や行事の日に当たるかどうかを事前に確認し、人数や配置を変えるようにしています。
柴又駅は小さな駅、バスで動くこともある
柴又駅は京成金町線の駅で、駅舎は京成高砂方面のホーム側にあり、京成金町方面のホームとは構内踏切で行き来します。初詣や花火大会などの多客時には、京成金町方面のホーム側に臨時改札口が開くことがあります。ふだんと出入口の数が変わる日は、改札の両側を見られる配置が必要です。
また、柴又から電車に乗る場合、使えるのは金町線だけで、京成高砂か京成金町で乗り換えることになります。乗り換え駅の動きは高砂(京成高砂駅周辺)のコラムで詳しく取り上げます。
帝釈天へは3つの方向から歩いて来られる
帝釈天へは、柴又駅から徒歩4分ほどですが、北総線の新柴又駅からも徒歩約11分、江戸川の矢切の渡しの柴又側船着場からも徒歩約9分で歩いて来られます。つまり、参道や帝釈天の周辺で人と会った後、来た道とは別の方向へ帰ることもできる位置関係です。
帝釈天の周辺で対象者が誰かと合流した場合は、合流の場面を記録するだけでなく、その後どちらの方向へ歩き出すかを見届けることが大切です。柴又駅、新柴又駅、江戸川方面のどこへ向かっても後を追えるよう、調査員の配置を分けておきます。
柴又駅の周辺は住宅密集地で、駅と並行して走る路線バスの本数も多い地域です。京成バス東京の小55系統(小岩駅〜金町駅)には「柴又帝釈天」停留所があります。対象者が電車を使わず、バスでJRの小岩駅や金町駅へ出る可能性もあります。
バスは車内が狭く、調査員が同じ車両に乗ると顔を覚えられやすい乗り物です。乗車する停留所と降りそうな停留所を見立て、車両で並走する、先回りするといった方法を組み合わせます。ふだんの外出でバスを使うかどうかは、事前に分かると大きな手がかりになります。
参道の外の住宅地では、張り込みよりリモート調査
参道を一本外れると、落ち着いた住宅地が広がります。人通りの少ない住宅街で調査員が長くとどまると、近所の方の目にとまりやすくなります。自宅の出入りを確認したい場合は、特殊カメラで玄関や駐車場の出入りを記録するリモート調査が向いています。
リモート調査は24時間77,000円(最低稼働24時間から)です。出入りの時刻が分かれば、尾行調査をどの日のどの時間帯に入れるかを絞り込めます。なお、配偶者の持ち物に無断でGPS発信機を取り付けたり、他人の敷地や住居に無断で機器を設置したりする行為は、法律上の問題になるおそれがあります。ご自身で試す前に、まずご相談ください。
料金の考え方とご相談の前の整理
尾行調査は1時間19,800円(最低稼働3時間から)です。尾行調査プランの車両・機材費は通常22,000円ですが、調査を行う場所が葛飾区・江戸川区内であれば11,000円になります。柴又は葛飾区内のため割引の対象です。江戸川を渡って千葉県松戸市へ移動するなど、対象地域の外へ移動する場合の扱いはご契約前にご説明します。出張料金という名目の費用はいただいておらず、交通費などの実費のみ別途かかります。調査の結果をお約束することはできません。
ご相談の際は、分かる範囲で次の点を教えていただくと、計画が立てやすくなります。
- 柴又駅を使うか、新柴又駅や京成高砂駅まで歩くか
- 小55系統などのバスを使う習慣があるか
- 怪しいと感じる外出が、休日や行事の日に重なっていないか
- 自宅に駐車場があるか、車や自転車で出かけることがあるか
まとめ:参道側は「日による人出の差」と「駅とバスの二本立て」で読む
柴又の参道側は、庚申の日や年始、花火大会の時期と、ふだんの日とで人出が大きく変わります。小さな柴又駅の出入口の変化と、並行して走るバスの存在も、計画に入れておくべき点です。調査日の人出を先に見立て、電車とバスの両方に備えることが、この一帯での尾行の要になります。新小岩に事務所を置く当事務所に、まずはLINEかメールでお気軽にご相談ください。次回は、柴又の東側、江戸川河川敷と矢切の渡し側を取り上げます。

