CROW探偵事務所は、東京都葛飾区新小岩に事務所を置いています。前回は亀有の西隣にある西亀有を取り上げました。今回は反対に、亀有から中川を東へ渡った先にある葛飾区新宿(にいじゅく)です。東京の「しんじゅく」と同じ字ですが、読み方も場所も異なります。駅のない町を国道6号が貫くという特徴が、浮気調査にどう関わるのかを整理します。
新宿(にいじゅく)はどんな町か
新宿は葛飾区の北部、中川の東岸にある町で、現在の町名は新宿一丁目から六丁目です。北は南水元、東は東金町・金町・柴又、南は高砂と接し、西は中川をはさんで亀有・青戸、足立区中川と向かい合っています。町域内の多くは住宅地です。
東京都の発表によると、2023年1月1日現在の世帯数は7,878世帯、人口は16,803人です。丁目別では六丁目が5,790人といちばん多く、町の人口の3分の1あまりを占めています。
江戸時代には水戸街道の宿場町で、佐倉街道(成田街道)との分岐点もありました。地名は「新居の宿」の略からといわれています。亀有警察署も、この新宿の四丁目にあります。
町の中央を貫く国道6号と、渋滞しやすい踏切
新宿の町域の中央は、国道6号(水戸街道)が東西に貫いています。国道6号と新金貨物線が交差する新宿新道踏切のあたりでは激しい渋滞が起き、交通情報でよく聞かれる地名の一つだと紹介されています。
渋滞する道での車の尾行は、前の車との間に他の車が入りにくい一方で、対象者の車に近づきすぎてしまうおそれがあります。踏切や信号で前後が分断されることもあります。そのため、国道6号を使うかどうか、使うならどの方向へ向かうことが多いかを先に把握し、必要に応じて2台以上の車両で前後を分けて追う計画を立てます。
また、亀有側からは都道467号が中川橋で中川を渡って新宿に入り、新宿二丁目の中川大橋東交差点で国道6号に合流します。中川を渡るには橋を通るしかないので、川を渡るかどうかが、対象者の行き先を読む手がかりになります。
宿場町の名残と、分かりにくい旧道
新宿の宿場は、中川橋の東詰から南へ折れる筋が上宿・中宿、日枝神社のあたりで東へ折れる筋が下宿と、大きく3つに分かれていました。現在も石碑と枡形の旧道筋が当時の面影を伝えていますが、後に枡形を近道する道が敷かれたため、旧道筋は分かりにくくなっていると紹介されています。
中川橋の場所には、かつて「新宿の渡し」がありました。1884年に亀有村と新宿町の住民が資金を出しあって仮橋が完成し、渡しは廃止されています。明治時代に常磐線の駅を新宿に置く計画があった際、橋の通行料が減ることを心配した住民の反対で、駅は亀有と金町に置かれたという話も伝わっています。ただし、これは鉄道忌避伝説にすぎないという見方も示されています。
折れ曲がった古い道や近道が入り組む町では、土地勘がないと、角を曲がったところで対象者を見失うことがあります。調査の前には、自宅や立ち寄り先の周りを実際に下見して、抜け道や行き止まりを確かめておくことを大切にしています。
駅がない町では「どの駅か」がいちばんの手がかり
新宿の町域には常磐線と新金貨物線の線路が通っていますが、駅はありません。近隣の最寄り駅として、次の駅が挙げられています。
- 金町駅:JR常磐線(各駅停車)
- 京成高砂駅:京成本線・京成金町線・北総線
- 柴又駅・京成金町駅:京成金町線
このように候補となる駅が複数あるため、住んでいる丁目や通勤先によって使う駅が変わります。ふだん使う駅と、そこまでの移動手段(徒歩・自転車・バス)が分かると、張り込む場所を絞り込めます。
六丁目の大学と大きな公園
六丁目には、かつて三菱製紙の中川工場がありました。2003年の工場閉鎖後、跡地には2013年に東京理科大学葛飾キャンパスが開設され、同じ年に葛飾にいじゅくみらい公園も整備されています。この公園は約71,000平方メートルで、葛飾区立公園としては最大の広さです。常時開園で、北と南の駐車場はあわせて81台と紹介されています。
広い公園は見通しがよく、調査員が近づきすぎると目に留まりやすくなります。出入口や駐車場の位置を事前に確かめ、離れた位置から人物が判別できる記録を残すことを基本にしています。
料金と、相談前の注意点
尾行調査は1時間19,800円(最低稼働3時間から)です。尾行調査プランの車両・機材費は通常22,000円ですが、調査を行う場所が葛飾区・江戸川区内であれば11,000円になります。新宿は葛飾区なので割引の対象地域です。出張料金という名目の費用はなく、交通費などの実費は別途で、ご契約前にお伝えします。調査の結果をお約束することはできません。
確かめたいのが自宅への出入りであれば、特殊カメラで出入口を記録するリモート調査(24時間77,000円、最低稼働24時間から)という方法もあります。
なお、相手の車に無断でGPS機器を取り付ける行為は、法的なトラブルにつながるおそれがあります。ご自身で動く前に、まずはご相談ください。
ご相談の前に整理しておくと役立つこと
- ふだん使う駅(金町駅・京成高砂駅・柴又駅・京成金町駅など)
- 車で国道6号を使うことがあるか、使うならどちらの方向か
- 中川橋を渡って亀有方面へ行くことがあるか
- 確かめたいのは外出先か、自宅への出入りか
すべてが分からなくても問題ありません。分かる範囲で教えていただければ、足りない部分は事前の下見などで補いながら、無理のない調査の計画を立てます。
まとめ:新宿(にいじゅく)は「国道6号」と「どの駅か」で動きを読む
新宿は約1万7千人が暮らす中川東岸の町で、中央を国道6号が貫き、町の中に駅はありません。国道6号を使うか、どの駅を使うかを先に見立てておくことが、この町での尾行の要になります。新小岩に事務所を置く当事務所に、まずはLINEかメールでお気軽にご相談ください。中川の対岸については亀有一・二丁目の浮気調査のコラムもあわせてご覧ください。

